やや季節外れになってしまったが,書き忘れていたのでプールの話.イタリアに来てから二箇所でプールを経験した.一度目は以前にブログでも書いたアグリジェントで宿泊したホテル,二度目はローマ郊外にあるリゾート風の大型プールだ.
両方ともリゾート的なプールだったから,競泳のようにガンガン泳ぐ人はいない.プールサイドのサマーベッドで休みながら,のんびりと水につかることを繰り返す.日本のプールと違って,入場者の多くが水中にいるという状況ではない.芋を洗うような日本のプールに慣れている身としては,リゾートプールでも人とぶつからずに泳げることに感動する.
サンプルはわずか二つしかないことをお断りして,イタリアのプールでうらやましいと思ったことが二点,それは「プールの水深」と「飛び込み」だ.
プールの水深は,浅いところもあるが深いところでは3mくらいはある.つまり大人でも全く足が立たないのだ.日本では,横浜国際プールのような,競技用プールを開放しているところでしかお目にかかることが出来ないと思う.深いと「足がつったらどうしよう」といった心配はあるが,深く潜った時の水の冷たさは大変気持ちがいい.水深が深いのと混んでいないので,飛び込みが可能で,水面に勢いよく飛び込んでも誰も文句を言わない.日本ではほとんどのプールが「危険」という理由で飛び込み禁止にしているだろう.イタリア人の泳ぎはそれほど上手くなかったが,お陰で飛び込みが上手い人は結構いた気がする(笑).
それにしても日本のプール,市営プールは比較的空いているがプールサイドでのんびり出来ないし,レジャーランドにあるプールは混雑しすぎていてあんまり行く気がしない.来年日本に帰ったら海に期待するしかなさそうだ.
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