シチリア観光シリーズを中断してローマの話題.9月の声を聞いたとたんに,朝晩に急激に冷え込むようになった.8月後半も日中は最高気温は35度くらいまで上がっていて,つい一週間前にはプールに入っていたくらいだ.夜も蚊よけ(本当に多い!)と防犯のために窓を閉め切った家の中はとても暑くて,クーラーを付けて寝ていた.
それがここのところ,朝の気温は15度まで下がる.寝入る時は布団はいらないのだが,明け方には寒くて目が覚めて思わず布団にくるまるほどだ.もっとも日中は30度近くまでは上がるから,寒暖の差が非常に激しく,風邪を引きそうで怖い.
「ヨーロッパの夏は短いから,それを少しでも楽しもうとして長いバカンスに出かけるのだ」と聞いたことがある.8月の最終土日は,ニュースでも「バカンスからの帰還による高速道路の渋滞」がニュースになっていたが,これに併せたかのように気候が一気に秋モードに突入だ.上手くできてるなあと感じた.
しかし,3回目の夏を過ごした方が「今年の夏は一番楽だった」と言っていた.日本は酷暑のようで聞いていて大変つらいし申し訳ないのだが,こちらは冷夏だったのだ.「まあ,また暑くなるとは思いますけど」とも言っていたので,もう一回くらいは泳ぎに行けることを期待している.このまま夏が終わると妙に寂しい気がする.
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