最近,大事な書類を至急日本に送らなければならないことになった.必要なドキュメントを週末までに全て揃えて,昨日の月曜日に発送しようとしていた.
このドキュメントはA4版で折ってはいけないので,大きめの封筒を用意しなければならない.しかしここ数日,文具店,スーパー,Tabacchi(タバコ屋:日本でのキオスクとコンビニの中間だと思えばいい)に何軒行っても手に入らない.売られているのは小さいか,やたら大きな封筒ばかりだ.
今日の昼前,研究所の同僚F女史の棚から偶然A4用紙数十枚が入る未使用の封筒(CDなどを送る時に使うクッション付きのもの)を探し出す.本人は休暇中だがこれを失敬する(急いでたのでごめんなさい,後で探して購入して返します).
めでたく書類を封筒に入れ,次は何で郵送するかだ.イタリアの郵便は信頼できないので有名だ.そこで,ドイツポスト傘下のDHLを調べる.ここのホームページはぐちゃぐちゃで全然分からない.次にFedexを調査.こちらもDHLと似たようなものだ.ブログなどを見ていると,Fedexの方が費用対効果が高そうだったが,ローマの営業所は空港近くにしかないようで不便だ.一方のDHLは市内にたくさんの受付があるようだ.
そこで,昼過ぎにTermini駅そばのDHL受付に行ってみる.ここは昼休みはないはずだが,シャッターが降りている.これを見てDHLの信頼性に疑問を持ち,悪名高い郵便局のReccomandata(書留)を試してみることに.「Vorrei spedire questa busta a Giappone sulla reccomandata. (この封筒を日本へ書き留めで送りたいんだけど)」と即興でイタリア語で言ってみるが,通じて思わずニッコリ.郵便局や窓口スタッフによっては国際郵便の書留を受け付けない場合がある(実際過去に拒否された)のだが,引き受けてくれた.「Fedexはもうあきらめよう」と早心変わり.料金は19ユーロ弱だ.DHLやFedexなら100ユーロ以上するだろう.イタリアから日本へはそれなりに信頼できそうなので,きっと大丈夫でしょう.
それにしても,ここで書いたことは日本なら1時間もかからないで終わる話だ.ホント,時間の無駄である.
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