2011年1月12日水曜日

冬にRiminiに行ってみた

ようやく年末年始の旅行記を開始.先日書いた滞在許可証の審査を12/27の朝に済ませて,その足で車でRiminiに向かう.距離はL'Aquilaを経由してアドリア海に出てから北上,約400kmだ.

Riminiは夏のリゾート地として大変有名だ.何故冬に行ったのかというと,その近くのSan MarinoやRavennaに行きたかったからだ.夏の間は高額のリゾートホテルも冬ならば安いだろうという判断もあった.果たして,四つ星ホテルが家族四人で一泊何と90ユーロ未満.ホテルに室内プールが付いていて,朝食込みでこの値段である.大変ラッキー.

次の問題は,果たしてリストランテがオープンしているかどうかだが,結果から言うとこちらも問題なし.シーフードがリーズナブルな価格で食べられる.どこのレストランに行っても,メニューにロシア語が併記してあって,しかも店員が客とロシア語らしき言葉を話しているのを聞くと,冬でも極寒の地ロシアからの安定したリゾート需要があるのかもしれない.だが,Riminiの冬はそんなに暖かい訳ではなく,Romaよりは確実に寒そうだ.

Riminiの中心部は,かつての城壁に囲まれた,車両の乗り入れが極度に制限されている旧市街であるはっきり言えばイタリアによくある都市である.見に行ったのは27日夜であったが,まだクリスマスであるNataleの余韻を引きずっていて,街路に華やかなライトアップが施されていた.かつての皇帝アウグストゥスとティベリウスが建設したというPonte di Tiberioという石橋は,その当時のものがそのまま残されているのかは分からなかったが,なかなか美しい橋だった.残念なのは,歩道が狭いのに車の交通量がものすごいことか.ぼやぼや写真を撮っているときっと車に轢かれてしまう.

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