冬休み後半はトリノ,ミラノ,ボローニャ,フィレンツェへ5泊6日の巡業ツアーに出かけた.雪が心配だったのだが,最終的には車で出かけた.結果的には雪に遭遇することなく大正解だった.
最初はミラノに三泊だった.初日の1/2にはローマからミラノまで600kmの移動を敢行する必要があった.そのほとんどが高速道路A1号,日本で言えば東名・名神高速のような路線を進むことになる.ちなみにA1はStrada del Sole(太陽道路)という名称を持つらしい.
ローマからボローニャまでは基本的にはカーブと坂が続く.A1はナポリまでであるが,ローマとナポリ間は確か全部片側三車線だったと思う.フィレンツェ方面はローマ北ジャンクションから40kmくらいは片側三車線,その先はフィレンツェ市内を除き片側二車線だ.フィレンツェとボローニャ間はこの前も書いたように,東名の大井松田-御殿場間のような感じだが,線形の良い新設道路の建設が進んでいるようだ.
この日は,あいにくフィレンツェ市内のトンネル区間で交通事故が発生,トンネル内なので事故処理がもたつき,4km通過に1時間弱を費やすはめに.
ボローニャを過ぎると,一転して直線が続く道路となる.ドライバーとしては非常に退屈だし,みんな150km/hくらいで一斉に走っているので,徐々にスピード感覚がなくなってくる.うれしいことに,ボローニャからA22号が分岐するモデナまでは片側四車線である.それでも,ドロミテ方面に向かうスキーバカンス客でこの四車線で自然渋滞が発生するのだった.A22号はものすごい渋滞だっただろう.
この渋滞を抜けて,ミラノまで残り150km,あとは一気呵成だ(1時間強で走破!).しかし,景色も代わり映えがしないので,運転は一層退屈である.周辺の車とのデッドヒートで緊張感を高めるしかない.結局,ローマからミラノまで何回かのトイレ休憩を含めて8時間くらいかかった.6時間での到着を見込んでいたが,やはり甘かったようだ.
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