2011年1月8日土曜日

ようやく同行家族の滞在許可証申請が受理される

新年最初の更新は,年末年始と旅行に出ていたのでもうすっかり過去の出来事になった,例の滞在許可証申請の話である.

12月27日の朝,ついに三度目の出頭である.一度目は郵便局から送ったはずの申請書類を紛失され,二度目は子供を連れて行かなかったので,それぞれ審査が行われなかった.自分自身の滞在許可証申請と併せて四度目.いつ行ってもあの異様な雰囲気にげんなりする.

今回は9時前に現場に到着.すると入口が閉ざされたままで,まだ審査が始まっていないみたいだ.そばにいる他の申請者達もいらつきを見せていて,係員が見える度に「いつ始まるの?」という感じの質問を投げかけている.

9時半くらいだったか,ようやく「小さい子供がいる人達はどうぞ」というアナウンス.今回は子供を同行しているので,このタイミングですんなり入場.私がくっついていっても何の呼び止めも無し,最初からラッキーだ.イタリアでは本当に子供の力は絶大である.

そこから15分くらい待っただろうか,我々の番が回ってきた.ここで年末最後に最大級のラッキーが訪れる.今回の審査員が前回と同じ人だったのだ.前回は,紆余曲折はあったが,「書類は完璧,後は子供を連れてくるだけで受理できる」という結果だったが,そのことも彼は覚えていた.「あの時のSignola(奥さん)か」という反応だった.

家内は指紋をきちんと採られたが,子供達は証明写真の登録だけだ.途中で私に対して,「あなたはどのカウンターで審査を受けた?」と聞いてきた.「うーん,たぶんあそこかあそこかな?」と答えたが,いずれも間違いで正解はさらにその隣だった.申請者の情報が端末間で共有されていないのかと思わず呆れる.

そんな小さいなハプニングもあったが,15分くらいで審査と情報入力が完了.「2ヶ月後に○○の警察署で発行される」ということらしい.しかし,私の時と違って携帯番号を聞かれていない.私の携帯に連絡が入るのか,いちいち警察署に行って発行されているのか確認しないといけないのか,不明である.9月下旬に受理された私の申請も,まだ滞在許可証を引き渡すというSMSでの連絡は今日現在いっさいない.

これでようやく合法滞在に近づいた.

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