1/12は,夏から160日間の契約で使用していたClioを返却する日だった.使用開始後三日後にして窓ガラスを割られ,一ヶ月前はタイヤのパンクで三週間ほど遠出を阻まれた以外は,目立ったトラブルもなくこの日を迎えたのだ.
総走行距離は約8,000km.シチリアやトリノまで足を運んだ努力の結果である.パンクのトラブルがなければもう1,000kmくらいは走っていたかも知れない.本当に元気に活躍してくれた.お陰でこちらでの生活が格段に豊かになった.感謝の気持ちで一杯である.
返却は受け取り場所と同じ場所だ.事前に返却時刻を調整して,日本人らしく定刻に現場に到着.担当者が車の状態をチェックして,いくつかサインして返却手続きはあっけなく終了だ.センチメンタルな気分に浸れないほど短い.
今度はその日からお世話になる後継車の受け取り作業だ.RenaultのEurodriveでは同一個人が年間最大160日間しかレンタルすることが出来ないので,今度の車は家内の名義にしてある.もちろん名義上だけで,運転者は私.
今度のClioは排気量は同じだが,スポーティー仕様ではなくなっている.変速も5速まで,タイヤは”特殊”ではなく普通のものである.クラッチも以前のと比べると柔らかくてぺこぺこだ.ボディー色はガンメタリックからシルバーになった.地味だが汚れが目立たないのがいい.帰国まで70日間の契約,費用は19万円くらいだったと思う.今度の返却は何と”パリ”を予定している.
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