2010年7月15日木曜日

美しいドゥオモ:Orvieto

Civita di Bagnoregioを出発して次に向かったのはOrvieto.人口数万人の小さな都市であるが,世界一美しい丘上都市として知る人ぞ知る存在だ.Civitaよりもだいぶ大きく,数km四方の切り立った丘の上に展開する.Civitaからアクセスすると,くねくねした道路の途中で,丘の上と街の側面図を視界に捉えることができる.

切り立った崖下の有料立体駐車場に車を止める.写真にあるように,駐車場からはエスカレーターで崖上まで登る.鉄道で来る場合でも,駅は崖下にありケーブルカーで崖上までアクセスしなければならないようだ.外界との接続性は悪いが,街が大きいからそこだけで生活できるので,Civitaと違ってこれが致命的ではないのだ.

Orvietoには数時間しか滞在できなかったので,そんなに街を見たわけではない.それでもドゥオモの外観には結構感動した.このようなドゥオモは今まで見たことがない.前面のファサードは,非常に色彩が豊かで,側面は一転して美しい白黒の縞模様だ.街の中心部からドゥオモにアクセスすると,最初に側面の縞模様が見え,前面の広場に入ると正面の美しいファサードが姿を現す.アクセス街路も含めて,一体的な感動がある.

街路には,色彩豊かな陶器を飾っている建物が目立つ.陶器が名産なのだろう.あとは白ワインOrvietoだ.一本購入して,ホテルでもらったEst! Est! Est!とともに冷蔵庫に眠っている.どちらかは今日あたりに飲むことになりそうだ.

最後にランチ代わりのジェラートをほおばって,Orvietoを出発した.ここは,是非また来てみたい.

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