今週に入って,気温が一層上がってきた.午後のピークには毎日35度に達する.このブログを書いている現在はもうすぐ夜7時だというのに37度だ.午後3時には38度をマークした.明け方は20度近くまで下がっているので,一日に15度以上の温度変化がある.
我が家のリビングから見える大木は,みるみるうちにしおれてきた.日向を歩こうものなら,じりじりとした日光でやけどしそうだ.扇風機を回していても,暑い空気が吹き付けられるだけだ.ローマには,そこら中に水が流れっぱなしになっている給水スポットがあるが,ここで空になったペットボトルに水を入れる人を多く見かけるようになった.
バスには基本的に空調設備があるのだが,時々空調を入れていない.運転士の個人的好みなのかも知れないが,こっちはたまらない.走り込んで乗ったバスで空調が効いていないとこれは地獄だ.こんなところにも「ケースバイケース」が適用されてしまうのか.地下鉄では,B線は空調なしの古い車両が多く,夕方の混雑時には車内はとんでもない暑さになる.
ここのところ,短時間だが停電に遭遇することが増えてきた.やはりこの暑さで消費電力量がものすごいのだろう.夜なんかは,窓を全開にして寝るか,いっそのことベランダで寝れば,エアコンなんかいらないと思うのだが,防犯上厳禁だ(もっともこれは日本とて同じ).恐らく,昼夜問わず,室内が30度以上に保たれる世界である.これではエアコンはフル稼働だろう.何か工夫はないのだろうか?
ただ,湿気がないので,ものすごく汗をかくということはないのが救いだ.日陰を歩いていれば,そんなにつらくはない.それでも,あと数週間はこの状態が続くかと思うと,げんなりする.
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