2010年7月9日金曜日

滞在許可申請(2)

郵便局に到着し,"Sportello Amico(友達の受付とでも訳すのかな?)"の窓口の受付番号を取る.順番が回ってくると,「PSは一番窓口で」とそちらに回される.仕方ないので,一番窓口に移動し,書類を提出.窓口のおばさんは,日本で数年前に話題になった”騒音おばさん”そっくりで,ちょっと怖そうだ.

やっぱり英語は通じないようだ.イタリア語でまくし立ててくるが,相変わらずさっぱり分からない.いくつかの単語や数字は聞き取れるのだが,文章になると厳しい.Prefetturaがプリントアウトしてくれた申請書に14.62ユーロの証紙を貼るのだが,「ここでは売っていないので,郵便局の外で購入してきて」と言われる.そう言えばTabacchi(日本で言うと駅のキオスクのようなものか?)で購入するようなことが諸先輩方のブログに書いてあったな.しかし面倒だ,その場で売ってくれてもいいのに...仕方ないので,炎天下の中Tabacchiを探す.幸い100mくらい行ったところにTabacchiを発見,難なく証紙をゲット.

戻ってきて受け付け作業が継続される.そのうち,端末で作業をしていたおばさんが困っている.何かと思ったら「住所がない」とのこと.そりゃぁ,申請書の住所の地番は実在しないからねぇ.「Non due cent novantuno (291), ventotto(28), Scala B, Interno otto(8)」というと,何と通じるではないか.めでたく正しい住所を打ってもらう.

次に,申請経費として27.5ユーロ,郵便代として30ユーロ,手数料1.1ユーロを支払う.おばさんがこの合計の数字を言っていたのだが,全然聞き取れない...最後は端末の画面で確認して,何とか支払う.それにしてもお金がとんでいくなぁ.

ともあれ,これで申請は終了.領収書,申請控,次の出頭日が書かれたメモを渡される.Questuraへの出頭日は9月21日午後4時半のようだ.ここで,写真を提出し,指紋を採られるのだ.これで私の滞在許可申請は無事終了,後は発行を待つだけだ.

次は妻と子供達の滞在許可申請だ.これは幾多の困難が予想される.

0 件のコメント:

コメントを投稿