2010年7月6日火曜日

ビザについて

さて,お待ちかねのビザ取得の顛末記である.6/27の日曜日に東京に到着し,翌日朝にイタリア大使館に出頭してビザの申請を行うつもりでいた.

月曜日の朝,時差の影響で全然寝付けない.6時に携帯電話のアラームをセットしておいたのだが,鳴った瞬間消して寝てしまったらしい.起きてみたら午前11時! しまった寝坊だ! 大使館は午前11時半で受け付け終了,一日無駄にしてしまった.

翌日は万難を排して朝起床し,三田のイタリア大使館に9時半の開館時間に出頭する.私の前に1組が並んでいただけだ.私の番になり,要求されていた書類を全て提出,申請書もほとんどミスはなく,あっけなく申請は終了する.ちなみに,私はScientific Researcherの自営業の労働許可(最大24ヶ月)が出ていて,必要書類は申請書の他に,日本の住民票,Prefettura di Romaが発行したNulla Osta原本とそのコピー,パスポート本体と顔写真の頁のコピー,手数料75ユーロ(9,300円)だけだ.3月の就学ビザ申請の時の必要書類(研究機関の受け入れ承諾書,大家の身分証明書のコピー,在職証明,銀行口座の残高証明,海外旅行保険の証書,ほかにもあったかな?)数と比べると圧倒的に少ない.

いつ発行されるのかな? と次の窓口担当者の言葉を待っていると,「では金曜日に来て下さい.問題があったら携帯に電話します」と言うではないか! 思ったよりも早いぞ!

電話もなく金曜日朝を迎え,再度大使館に出頭.自分の番になって,待ちに待ったビザが貼られたパスポートが返却される.申請通り,360日間,複数回出入国可能なビザだ.Nulla Ostaに記載されているローマの住所が間違っていたが全く関係なかったようだ.それにしても,随分とあっけない幕切れだった.

ちなみに,ビザの有効期限は本日からだ.7/3にフランクフルトで入国審査を受ける際にやや怪しまれ,Permesso?と聞かれたが,Now applying!と返答しただけで,あっさりとスタンプを押してくれた.晴れて再入国.今度は滞在許可証の発行がどのようなプロセスで,いつになるのか.引き続きご期待下さい.

2 件のコメント:

  1. おお。4日間で降りたというのは良かったですね。
    私の妻の観光ビサの場合「ホーチミンで申請した場合、通常3週間かかる」と言われました。政府関係者の飛び込みなどで「通常」ではないケースが多いようですが...

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  2. 私の場合はNulla Ostaを取るのに約半年かかったことになりますが,ここで苦労した分,ビザ取得が早くできたのだと思います.

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