当初,Nulla Ostaが出るのは6/9と言われていたが,途中で6/10になった.ここまでくれば,このくらいの遅れは全然気にならない.6/8にイタリア大使館に電話をした.Nulla Ostaを持参すればどのくらいの日数でVisaが取れるのか聞くと,「Nulla Ostaが出ていれば早いです.記載に何も間違いがなければ1週間で取れます」とのこと.1週間も掛かるくせに,自信ありげに「早いです」と言われてもなぁ.「でも,こちらのコンピュータでオンラインであなたの情報が見られないとVisaは発行できません.Nulla Ostaが出てもたまにオンラインに登場しないケースがあるので注意して下さい」って,私が注意すべき問題ではないぞ.
先の「記載に何も間違いがなければ」という部分が心に引っかかった.「そう言えばSURに連絡してあるローマの住所が間違ったままかも知れない...」と思い,L氏に確認すると,やはりそのようだった.「Prefetuuraに変更してもらうように連絡する」とのことで待っていると,「住所を変えるにはプロセスのやり直しが必要で,さらに一ヶ月オーダーの時間がかかる」とのことだった.どんな発行システムになっているか分からないが,何でこんなことでプロセスのやり直しになるのか,全く不明だ.そんなに仕事したいのか? 間違った住所はそもそも対応する番地がないのだから,登録システムの方でそれが検知できないのはおかしいのでは?
それでも「まあ大丈夫じゃない?」とのことなので,そのままこの間違った住所と心中するしかない.次の問題は家族のVisaに関してだが,「同行家族のNulla Ostaはあるんですか?」との大使館員の一言で固まる.「発行されてみないと分からない」と答えると,「ない場合は,発行して貰わないとダメです.ただしご主人にNulla Ostaが出ているんなら,一ヶ月くらいで出るんじゃないですか?」というではないか!
結局6/10にNulla Ostaが発行され,オンラインにも登場したのであるが,やはり同行家族のものはない.私が家族で来ていることが分かっているのに,なぜ同行家族のNulla Ostaの手続きが進んでいないのか,まったく意味が分からない.ホームページで過去の経験者のブログを確認すると,同行家族のNulla Ostaが出るのにものすごく時間がかかるようで,しかも同行家族が一緒に来ることを認めない時期もあったそうだ(最初は単身赴任).子供の小学校の父兄の方にも聞いてみると,同様の経験をされているケースが何と多いこと.
当初家族全員で一時帰国して全員でVisaを取得をしようと思ったのだが,全くもって無駄のようだ.結局,6月下旬に私だけ帰国して,Visaを取得して急ぎローマに戻り,至急私の滞在許可証の申請を開始,申請が受理されたら今度は同行家族の滞在許可証の申請,というふうなプロセスを踏むことを決意した.まだまだやるべきことが多い.いつになったら安息の日々が訪れるのか?
発行されたNulla Ostaを見ると,住所はやはり間違っていた.トホホ.
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