2010年6月3日木曜日

週末の海水浴は大変!

Tivoliに行った翌日の日曜日は,1ヶ月ぶりに海に行くことにした.最高気温は25度くらい.海水浴には少し寒いが日差しが強いので問題はないだろう.今度はきちんと水着を持参した.問題はどこに行くかだ.ローマの近く,Fiumicino空港の南側にはOstiaというマリンレジャーの地がある.google mapで見ると,その南側にも長い砂浜がたくさんありそうだ.そこで,まずはOstiaに向かい,そこから南下しながらいい場所を探すことにした.朝から行っても寒いので,十分に暑くなる正午を目処に海水浴が出来るように遅めに出発.しかし,この判断はどうやら間違いのようだった.

渋滞なくOstiaに到着して,とりあえず海岸沿いの道に出てみる.海岸は5km以上に渡ってプライベートビーチのようにRistranteなどで囲まれている.要するに,浜にアクセスするには入場料が必要だということだ.道路上は車が隙間なく駐車されている.駐車スペースを探す車が低速で走行したり,二重駐車で待っていたりするので,ものすごい渋滞だ.こういうときのマニュアル車はつらい.車内も風が入らないので熱い.

Ostiaを何とか抜けて海岸沿いをさらに南下.どこまで行っても海岸にアクセスできるところの前後は路上駐車で一杯だ.それでまたまた渋滞.それでも15kmくらい進んだところに,たまたま1台分のスペースを発見.後続車との戦いに勝ってそこを確保する.

海岸に行ってレジャーシートを敷いて場所を確保.道路は混んでいたが,海岸はそんなに混んでない.日焼け対策に上半身はラッシュガードを着用する.気温は25度以上とはいえ,風が吹くとまだ少し寒い.それでも早速海に入る.すると,とたんに雲が出てきて怪しい天候になってしまった.

仕方ないので,一度あがって砂遊び.子供達はイタリアのちびっ子の破壊工作に遭いながら砂浜で造形をしている.この様子を遠くから見てその母親はたまに怒るが,全然効果がない.何回か姉が注意してくれていたが,これも効き目なし.子供の間の問題は自分たちで解決しろということなのか.そのうち我が子供達も対抗策をいろいろと考え出す.黙ってみているとその攻防はなかなか面白い.それにしてもこの母親は,この子が勝手にどこかにふらふら行ってしまっても,全然気にするそぶりがなく,一人で泳いでいる.子供が知らぬ間に沖に流されてしまったらどうするつもりなのか? こちらではこのような対応が普通なのだろうか?

そうこうしているうちにもう一度晴れてきたので,再び海に入る.夕方まで十分に堪能して帰途についた.それにしても,5月末なのにこんなに苦労していたら,6月になったらどうなってしまうんだろうか.早朝からもっと遠くに行かないとダメだろう.研究所のF女史いわく,「週末なんかに行ったらダメよ,平日に行かなきゃ」とのこと.どうやらサボっていくしかなさそうだが,6月中旬にはイタリアの小学校は早くも休みに入るそうだ...

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