先日ローマ郊外の大型ショッピングセンターについて書いたので,今度は普通のスーパーマーケットの様子を書きたい.
徒歩2分のところには,CONADブランドの小型スーパーがある.いわばコンビニだ.ここでも,パン,チーズ,清涼飲料水,ワイン,牛乳,卵,パスタ,缶詰から,ちょっとした日用品など,それなりのものが揃う.ちかくのFruttariaでは種類は限定されるが野菜や果物が非常に安く購入できる.
自宅から徒歩10分くらいのところにCONADの比較的大きなスーパーがある.肉,魚を買うにはここに行かなければならない.行きは急坂を下るのでいいのだが,帰りはこれを上ることになる.重いものは先のコンビニで,野菜はFruttariaで,肉と魚は坂下スーパーでという具合に使い分けていくことになるだろう.しかし家内が言うには,同じCONAD,同じ商品でも,坂上コンビニの方が坂下スーパーよりもやや高いのだそうだ.まあそのくらいは仕方ないと考えよう.
それにしても肉と野菜は日本と比べて安いと感じる.感触としてはグラム単価は3割から半分といったところだろう.ワインもチーズも生ハムを安い.お陰で,既に毎晩安いワインをがぶ飲みしている.ちなみに,ビールも安いがはっきり言ってイタリアンビールはまずい.日本人だからどうしても米に手を出さざるを得ないのであるが,イタリア産の日本ブランド米で5kgが15Euroといったところだから,そんなに高くはない(味はそこそこ).資金繰りが苦しい生活を強いられている身としては大変ありがたい.
それにしても,このような食材の安さで,どうしてRistoranteやTrattoriaに入るとあんなに高いんだろうかと考えずにはいられない.高級食材を使っている訳でもなさそうだし,大したサービスを受けられるわけでもないのに...どこでもぼったくりバーに見えてしまう.
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