2010年11月30日火曜日

またまた徒労に終わる滞在許可申請(2)

さて,面接会場で,担当官が「どんなタイプのビザで入国したのか?」と聞く.「日本からはノービザでも観光ビザとして3ヶ月は連続で滞在できるので,それで入った」と英語で言うと,「現在のプロセスはこれ以上続ける必要はない」と担当官の返答.「えっ,申請する必要がないの?」と返すと,「ここではこれ以上対応できないので,滞在ビザを取ってから来て」と言われる.

はぁ,また一苦労だ.仕方ないので,弁護士に電話して交渉してもらう.すると,担当官は上司に相談して,弁護士に何やら問題点を伝えているようだ.担当官が電話を返してきたので,弁護士と話をすると,「準備した書類は問題ないので,次回は子供を伴って来て欲しい」ということのようだった.だったら,最初からそう言ってくれ! しかも,子供を同行しろとは誰もいっていないし,どこにも書いてない.子供の申請書類は一切必要ないのに.

滞在許可を認める条件とその根拠法が,コロコロ変わるから現場で徹底されていない.今回もそのことをむなしく経験することになった.「次はいつがいい?」と担当官.仕方ないので子供の学校が休みの間にしてもらうことに.一ヶ月後にまたまた出頭である.次の面接時の担当官はどのような判断を下すのだろうか? 今回と同じ判断と対応をする保証はどこにもない.「○○の書類が足りないから作ってきて」と言われる可能性も残っている.そう考えると,憤りを通り越してむなしいだけだ.

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