久しぶりに滞在許可証問題.昨日は家内+子供の滞在許可の審査があった.もう思い出したくもないが,非常に苦労して郵便局での審査申請を終えたことは書いたとおりだ.あれからもう二ヶ月経っている.
Questuraの出頭時刻は朝9時だ.Questuraは環状高速GRAと高速A24号線がぶつかる当たりにあり,ローマ西部の我が家とは正反対だ.子供達を学校に送り届けてから行かなければならないので,遅刻は必至だ.案の定,道中はものすごい渋滞で,現地に到着したのは9時半過ぎ.のっけから「はぁ」というため息が出る.しかし,これは単なる波乱の幕開けに過ぎなかった.
私は前回経験しているので,ある程度勝手は分かっている.警備員に出頭書を見せると,「9時になったら呼ぶ」とのこと.やっぱり遅れているようだ.しばらくすると,警備員が「8時半!」と言う声が聞こえる.ところが誰も名乗りでなかったので,「9時!」となる.私たちは運良く警備員の近くにいたので,すぐに入ろうとする.今回の対象は私ではないので,私が入ろうとすると止められて,「本人しか入ることができない」と言われてしまった.「家内は英語もイタリア語も出来ないからサポートしたい」とつたないイタリア語で訴えると,結局は通してくれた.だったら最初から止めるな.
手荷物チェックを受け,審査会場のあるフロアーへ向かう.ロビーの窓口に出頭書を見せると,何故か郵便局が受け取ったはずの審査書類が届いていないらしく,「そのまま並んで」と言われる.仕方ないのでその通りにする.
夕方に行った私の時よりも待ち時間がなく,10分後には家内の順番になって審査が始まる.今回の審査担当は英語ができないようで,たまたまとなりの窓口にいた申請者が英語が出来るようで,間に入って通訳してくれた.ここから事態はとんでもない方向に進む.続きは次回.
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