先週の第一次バカンスを終えて,週末から再度ローマに戻っている.バカンスから帰宅した6日金曜日の夜から,我が家に車という最強のパートナーが加わった.
ここイタリアでは,住民登録が出来ないと車を登録できない.住民登録には滞在許可証が不可欠.滞在許可証が手に入るのは早くて10月後半だろう.それから住民登録,車両購入と登録,ここまで来て年内一杯,もうすぐ帰国である.
一旦は車を持たない生活を心に決めた.しかし,やはり車の有無でアクティビティーの幅が大きく異なる.定期的にレンタカーを借りて来たが,レンタルステーションの女性(英語は完璧)と仲良くなったものの,やはり手続きは面倒だ.日本から戻った直後の7月上旬に,突如思い立ったかのように,他の方法はないかインターネットで探し始めた.
すると,思いがけないところからソリューションが見つかる.「カーリース」だ.フランスのルノーやプジョーが非EC国籍の長期滞在者に対して積極的にカーリースを展開しているのを発見した.早速,ルノーのカーリース制度"Renault Eurodrive"のページにアクセスし手配を試みた.ネットでの予約依頼後,日本にある代理店とのメールのやりとりで詳細を詰め,8月6日から160日間,Renault Clioをカーナビ込で約3,200ユーロで借りることになったのだ.
このリース制度,形式上は免税措置を受けて新車を購入,使用後はレンタル元がこれを中古車として売却することになっていて,借り手側から見れば単なる長期レンタカーだ.予約時に確認されたのはパスポート情報だけで,運転免許の情報は一切聞かれなかった.費用も契約時に一括振り込み(日本円で日本の銀行に)で済む.大変ありがたい.続きは次回.
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