さて,第二次バカンスから帰ってきた.再びこのブログの更新に精を出していきたい.
第一次バカンスは,以前に三回に渡って紹介したベネチアと,今回から数回に渡って紹介するつもりのドロミテに行った.ドロミテはイタリア北東部に展開し,長年に渡り浸食を受けた石灰岩が不思議な地形を生み出している.昨年に世界自然遺産に登録されている.
ドロミテは3つの州にまたがるために,短時間で全てを廻るのは不可能である.今回は四泊しかできないので,ドロミテを代表する観光地であるコルティナダンペッッゾに集中することにした.ここは標高が1200mくらいで,下界よりも7~8度くらい気温が低く,大変過ごしやすい.冬期はスキーリゾート地に早変わり,50年前に冬季五輪が開催されている.
ドロミテの難点はアクセスだ.鉄道はとっくに廃止になっていて,ベネチアなどから一日一便のプルマンで来るしかない.これは夏期のみで冬期は自力で来るしかなさそうである.我々はもちろんベネチアからレンタカーでやってきた.距離は150km,7割くらいは高速道路区間で,残りは山道だ.所要時間は2時間半といったところだろうか.
コルティナを始めドロミテでは夏期でも様々なアクテビティーが可能だ.トレッキング,ハイキング,登山,ロッククライミング,マウンテンバイク当たりが主流だろう.テニスコートやスケートリンクまであるようだ.残念ながら,我々子供連れはせいぜいハイキングだ.
ベネチアをゆっくり出てきた初日は,ほぼ移動に徹することになった.夕方にコルティナの街を探索しながらレストランを探す.ガイドブックにもあまりページが割かれておらず,インターネットの情報もあまりない.この類の観光都市のレストランは今ひとつの印象があるのだが,結論から言うとやはりそうだった.初日のレストランなどは,ゆっくりメニューを見たくても「時間がかかるから早く注文した方がいい」と言われ,Antipasto, Primi, Secondiに関係なく,一度に料理を持ってくられる.ふと周りを見ると,団体の日本人観光客が多い.これを見てその対応に妙に納得.味も全然ダメ.中心部から離れたレストランにはいいところがあるようだが,車がないとアクセスは不可能だ.どうやら,食事の面ではあまり期待しない方がいいようだ.
何やら感動と銘打ったブログにふさわしくない終わり方だが,次回にこうご期待.
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