2011年3月10日木曜日

ローマ日本人学校のふれあいの会

3/5のお昼に,日本人学校の「ふれあいの会」というイベントがあった.先生方を囲んで年に一度,ランチを共にするという主旨らしい.この日の朝に飛行機が遅れることなくベトナムから到着し,無事参加することができた.先生方や親たちと最後にいろいろと話をすることができ,この1年間の思い出が思わず頭によぎる.

この会に限らず,日本人学校には先生と親が,あるいは親同士が親睦を深められる機会が非常に多い.たった1年しかいない身にとってこれは大変ありがたいことだ.お陰で一家揃って大変楽しい滞在を過ごすことが出来ている.パパやママ達はイタリアという厳しい環境で生き抜いているだけあって自分を強く持っている人が多いし,話すとなかなか楽しいことが多いのだ.

普通の学校と違って,先生方のお子さんも学校の生徒さんという,極めて狭い世界である.例えば,うちの長男のクラスメートのパパは次男の担任,次男のクラスメートのパパは教頭という具合だ.こんな世界で先生方は距離感の取り方に大変苦労されているのだと思う.

生徒達も小学1年から中学3年まで横(同学年)だけでなく縦のつながりがものすごく強い.これは都会の小・中学校では決して体験できないので,我が家にとって非常に貴重な体験だ.特に,高学年の子たちの面倒見の良さに感心するが,子供達の性格と言うよりは環境がそうさせているのだと思う.日本の小学校ももっと縦割りの教育を取り入れてはどうかと思うくらいだ.

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